メンズファッション情報
ファッションのブームだけではなく、ファッション誌からは「ギャル男」などの流行語なども次々に誕生させています。30代以上の男性向けファッション雑誌「LEON」は、株式会社主婦と生活社発行、毎月24日発売の月刊誌ですが、レオンからも「ちょい不良(ワル)オヤジ」という流行語が誕生したのは記憶に新しいと思われます。また「ちょいモテオヤジ」は2005年の新語・流行語大賞のトップテンに選ばれています。レオンが創刊されたのは2001年9月24日、高級、かつ高額なブランド品の紹介やバブル景気に青春時代をすごした、可処分所得の多い中年男性、いわゆる「オヤジ」を読者層としてターゲットをしぼり、「モテるオヤジ」、「ちょい不良(ワル)オヤジ」などの新語から、オヤジの在り方を読者に提供し続けています。2002年2月号の特集記事「モテるオヤジの作り方」は圧倒的な支持を受け、随分ヒットしましたが、この勢いで女性版のファッション誌「NIKITA(ニキータ)」が2004年9月28日に創刊されたほどです。最近ですと、「寿司シャン」という、寿司とシャンパンを一緒に愉しむという奇抜な食べ方や、「メトセク」(メトロセクシャル)、「ユーバーセクシャル」といった新語を次々に誕生させています。メトセクとは、外見や生活様式への強烈な美意識を持ち、そこに多大なる時間とお金を注ぎ込む男性のことです。日本語に訳すと「都会の性意識」ですが、メトロセクシャルという言葉に呼応して「レトロセクシャル」など、複数の言葉が生み出される結果になりました。メトロセクシャルと反対の意味合いのレトロセクシャルは、外見にこだわることを嫌う人々を指す用語です。またウーバーセクシャルとは、メトロセクシャルとほとんど同じ意味で使われますが、代表者はジョージ・クルーニーやユアン・マクレガー、ボノなどです。2005年5月8日にオンエアされたTBS系列の人気番組「情熱大陸」では、レオン編集長岸田一郎が特集されましたが、ちょい不良ファッションでコーディネートを決め、葉巻を咥えて編集会議に出席する岸田編集長が、「そんなのじゃ、モテないんだよ!」と激怒する場面は、視聴者に強烈なインパクトを与えるのに十分な場面でした。ファッションの流行は基本的には雑誌から発信されますが、ファッションとは無関係の人物や出来事からブームになることもあり、何が次に流行るのか、今は予想しにくい時代です。ただ、一昔のように流行が1つしかなく、何かが流行れば全員がそれを真似する、という時代に比べたら、日本のメンズファッションは確実に進化していると言えるのではないでしょうか。